学歴

こんばんは。

先日、出身施設の職員と話をする席を設け、施設の現在の状況を聞きました。お互いに忙しく限られた時間の中で、それぞれに思ったことを言い、認識を深めました。

その場で職員は、私がいた頃とは変わり（施設が）荒れていると言っていましたが、私がいた頃からそういう傾向はあったと伝えました。聞いたところによると、高校を中退する児童が増えたとのこと。私の頃にもそのような児童は度々見受けられましたが、家庭の事情であったり、女子の場合だと、妊娠して…ということが理由でした。

しかし最近の高校退学で目立っているのは、自身で希望しての退学。きちんと考えて備えをして決めた事ならまだしも、そのほとんどが、行きたくないという理由や勢いで決めてしまっているそうです。本人が希望することであれば、いくら保護者の立場とはいえ、他人である職員が口を出せることではありません。

高校を辞めると、就職、できなければ自立援助ホームという所に行きます。一般的にも高校生は、一人暮らしをするスキルは不足していると思います。ましてや施設暮らし。私がいた施設は、中学生以上であれば洗濯は自分ですることになりますが、食事は決まった時刻になれば出てきます。月々支給されるお小遣いは娯楽に使うのが当たり前だと思います。食材を買う時は、バレンタインデーやホワイトデーお菓子づくりの時くらいでしょう。退所後の自身の生活のために、通学をしながらアルバイトをしている高校生が、時間とお金と労力を使って食材から料理を作るという手間を選択することは無いと思います。少なくとも私はそうでした。

この話題は長くなってしまうため、今回はここで切り、次回からまた続けます。

また見に来てください。