児童養護施設出身大学生

よろしくお願いします。 いつもありがとうございます。

未来のために

先日、ある経営者と話す機会がありました。私がその場で自分が目指すものを伝えてみると、アドバイスが頂くことができ、新しく視野が広がりました。自分でも常に気をつけている、『客観的な視点』からの意見を頂くこと、声を聞かせて頂くことは、貴重でありがたいです。

自身については、一般家庭と児童養護施設での生活を経験したからこそギャップを認識することができ、客観的な感覚で捉えることができると思っています。高校時代にはテストの国語の成績で学年一位を取ったこともあり、その力を生かしながら、自分の感覚はもちろんのこと、声を届けられない者の代弁者としても、社会に発信をしていきたいと思いました。


自分本位に動くことは、誰でも元々できると思います。それよりも私は『自分の人生』の消費の仕方を考えたとき、人のため、未来のためになることをしたいと思いました。

自分の機嫌を自分でとることはできても、失くした心、無視した気持ち、傷ついた心は元には戻りません。それなら、もう同じ思いになる人が出ないように、自分の時に欲しかったもの、苦しかったことを発信していこうと思いました。それが、誰かを励ますこと、誰かの力になること、多くの人に知ってもらって声も集めることに繋がり、いつか大きく動くかもしれません。こんな思いになった人間が私でよかったな、と思います。自分の感受性を殺さないまま生きることはあまりにも難しく、死んだように生きている日も、死んだ方がいいと思う日もありました。今でも経験談を話すと口を揃えて、

「よく生きてたね。」

と言われます。


そんな中でもしっかりと生きて、自分らしく人生を彩り、染め上げていきます。

応援よろしくお願いします。