児童養護施設出身大学生

よろしくお願いします。 いつもありがとうございます。

学歴(3)

こんばんは。少し、ご無沙汰になってしまいました。


前回の記事『学歴(2)』で書いたように、私は高校中退を止めることができません。守られていない人にするなと言えるほど非情にはなれません。それを言う前に、その児童を支えてあげられるような施設であることが先決だと思っています。


今回話をした施設職員は、これからは児童に対して高校卒業だけはしろと言うようにすると言っていましたが、子どもの気持ちも言葉も聞いてあげられず汲んであげられないのに職員が求めるというのも如何なものかと思います。その辺りは施設云々の話ではなく、人としての問題だと思います。一方的な要求をする人から人が離れて行くのも、そのような人が相手に心を閉ざされることも、言ってしまえば必然だと思います。まずは子どもの気持ちに寄り添うこと、知るところからではないでしょうか。そこを無視してしまっては、これ以上の改善は望めないでしょう。もっと良くしようとしている職員もボランティアも、それを望む児童も親もいますが、行政が変わるべきところもあるのではないでしょうか。個人ではどうしても、最後には自分がかわいくなってしまいます。自分を犠牲にしてまで他人のために生きようとする人がそこまでいるとは考えにくいです。口で言うことは簡単ですが、現実には、自分の生活で手いっぱいになってしまう人も多いのではないでしょうか。


まずは知ってもらうことが必要です。聞きたいことがあれば聞いてください。自らが体験したこと、見聞したことも参考にしながら答えていきます。私は現在大学に通っていますが、それとは別に、福祉系の勉強もしたり、現場の人と話したりして知識を深めています。もちろん自分の考えも伝えながら。



大きいものを目指すとき、慎重にやったり、機会を待つことも大切です。それでも、少しでも早くと急く気持ちも正直あります。

私が日々奮闘することで勇気づけることができる人もいます。止まりたいとは思いません。


現実をしっかりと見ながら、夢のようなことを言ってこそ、叶えられることもあるのではないでしょうか。このままでいいと思う人がいないことを願っています。


また更新します。